GMAT(R)対策情報と勉強法トップ > GMAT(R)採点の仕組み

GMAT(R)採点の仕組み
GMAT(R)のQuantitative(数学)とVerbal(英語)セクションのスコア算出方法はComputer-Adaptive方式と呼ばれ、1問ごとの正解・不正解に応じて受験者のレベルに適した問題をコンピューターが自動的に選んで出題する特殊な試験形式になっています。

受験者が正解すると難しい問題が出題され、間違えると易しい問題が出題されることになります。したがって、問題を解かずに飛ばしたり、前の問題に戻って解きなおしたりすることはできません。

■Computer-Adaptive試験の採点方法

GMAT(R)の試験運営機関であるGMACの公式な発表によると、「解答した問題数、正解率、各問題のレベル、統計学的な特性」がスコアを決定するとされています。

時間がない場合や問題の正確な意味がわからない場合などにランダムに解答すると実力が低いと評価されて、予想以上にスコアが低くなる可能性があるので、そのような場合、できるだけ消去法を使って正解になる確率を高めるべきです。(過去問の膨大な事例を研究した結果、どのような選択肢が正解になりやすいか、なりにくいかは、クラスの中で詳しく紹介します。)

また、試験を最後まで完了しないで時間切れになると厳しいペナルティがあります。

特に高いスコア(Verbal 35点以上、Quantitative 45点以上)のレベルでは、試験の最後の方の問題をランダムに解答した場合と、時間切れで最後まで終わらなかった場合の差が大きく、時間切れになった場合の方が2〜3点低くなるということも発表されています。

各セクションには、将来の試験に使用する目的で正解率をモニターするための実験的な問題が約4分の1含まれています。これらの問題はスコアとは無関係ですが、どの問題が実験問題なのかは受験者にはわからないため、全ての問題を全力で解く必要があります。

■GMAT(R)採点の仕組みに関する誤解

GMAT(R)試験の採点の仕組みに関する非常によくある大きな誤解に、「試験の最初の5問(10問)が非常に重要」というものがあります。

インターネットのGMAT(R)情報に関するページのほとんどが当然の事実であるかのように「最初の数問を間違えると高得点は取れない」などと書いていますが、GMAT(R)公式サイトやOfficial Guideで、誤りであると明確に否定されています。

GMAT(R)の採点方法について唯一信頼できる情報は、GMAT(R)公式サイトであるmba.comまたはGMAT(R)運営機関であるGMACの公式サイトgmac.comに掲載されている情報です。

それ以外のページに掲載されているGMAT(R)採点方法に関する情報やそれに基づいた試験戦略は、そのまま鵜呑みにすべきではありません。

アゴス・ジャパンで開催している無料の「What's GMAT(R)セミナー」や「GMAT(R)体験授業」では、上記のmba.comで公式に発表されているGMAT(R)最新情報ついても詳しく紹介しています。

GMAT(R)学習に必要な時間の目安 ←   → GMAT(R)の攻略法を学ぼう


その他の情報