出願者に対して合格率が1/5とも1/10ともなるMBAの入学審査の考え方は、どれだけ自分の魅力を積み上げられるかという加点法です。ただし、これは、決して「何に対して○%」という基準はありません。すべての出願者に、様々な項目でプラスの評価となる面が積み上げられていき、最終的には総合的な評価で「合格させたい」と思わせる水準に達するか、または達しないかという判断になります。入学審査官に聞くと、出願者の半分程度は「合格させてもよい人」だそうです。しかし、その中で合格するのは、「合格させてもよい人」ではなく「合格させたい人」なのです。
よく、「○○をしたら/しなければ不利になりますか?」という質問を受けます。これは、入学審査を積み上げ式ではなく、減点法で考えているからです。出願時の基本は「指示されていることはすべてする」そして「学校から『○○するな』と指示されていること以外で自分に有利なことはすべてする」となります。
大切なのは、自分にとって何が有利になることかをよく把握することです。
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疑問カテゴリ:MBA留学の入学審査